ジェロントロジー研究班、第3回日本地域医療学会で「学生ポスター発表 優秀賞」を受賞(2024年11月)
2024年11月30日、富山国際会議場で開催された「第3回日本地域医療学会」において、ジェロントロジー研究班(永野ゼミ6期生)は「60歳からの人生ゲーム」プロジェクトを題材に学生ポスター発表の部に参加しました。本学会は、地域医療に関わる多くの医療従事者が集う場であり、その中で学生による独自の発表機会が設けられ、私たちは活動の成果を広く共有する目的で応募しました。

発表では、アドバンス・ケア・プランニング(ACP)の普及を目指した人生ゲームの活用方法について紹介し、実際のワークショップでの反応やアンケート結果をもとに有効性や課題を提示しました。発表後には数多くの質問や意見をいただき、特に同世代の学生からは率直で具体的なフィードバックが寄せられ、実践をより発展させるためのヒントを得ることができました。
会場では慶應義塾大学や筑波大学の学生とも交流することができ、彼らの研究発表を聞く中で自分たちの取り組みと比較しながら意見交換を行いました。さらに「一緒にワークショップを実施したい」といった今後の協働につながる話も生まれ、学生同士のネットワークを広げる貴重な機会となりました。
加えて、今回の発表は日本地域医療学会より高く評価され「学生ポスター発表 優秀賞」を受賞しました。この受賞は、これまで活動を支えてくださった地域や病院の方々の協力の賜物であり、ここで改めて御礼申し上げます。ゼミ活動として積み重ねてきた成果が、こうして形にできたのも関係者の皆様のおかげです。本当にありがとうございました。
今回の学会参加を通じて、学術の場で成果を発表し評価を受けることの重要性を実感するとともに、学生同士の交流から新たな刺激と可能性を得ることができました。今後も今回得たつながりを活かし、他大学との共同研究や実践の場を広げながら、ACPの普及と地域医療の発展に貢献してまいります。
文責:ジェロントロジー研究班6期生